2010年8月6日(金)
不動産調査会社の東京カンテイは、3大都市圏の主要駅別に、今年上半期(1~6月)の住宅地の実勢価格をまとめた。首都圏では全体の73%、近畿圏では66%、名古屋圏では61%の駅周辺で前年同期から地価が上昇した。同社は「大都市圏の地価は最悪期を脱した」とみている。 首都圏400駅、近畿圏200駅、名古屋圏100駅の周辺住宅地について、1~6月の不動産売買の実例をもとに実勢価格を算出した。3大都市圏全体で上昇した駅の割合は69%に達し、前年同期の20%を大幅に上回った。10%を超える上昇となった駅も首都圏と近畿圏でともに43%、名古屋圏で29%にのぼった。 首都圏の1坪(3.3平方メートル)あたりの平均単価は73万円。最も上昇したのは上本郷(新京成線)の61.9%だった。実勢価格の上位には東急線、小田急線の駅が多くを占めた。 近畿圏の平均坪単価は63万6千円。最も上昇したのは大日(大阪市営地下鉄谷町線)の99.5%だった。価格上位には阪神間や京都市中心部の駅が目立つ。 名古屋圏は平均坪単価が49万4千円。西尾(名鉄西尾線)が45.0%と最も上昇した。価格上位は、名古屋市営地下鉄名城線の内側や、千種区、瑞穂区の駅が多くを占めた。